第7回 行政書士が行う補助金申請のリアル
はじめに
「補助金があるって聞いたけど、どうやって申請すればいいのかわからない」
「自分でやろうとしたけど、書類が難しくて途中でやめてしまった」
そんな声を、私は日々の相談の中でよく耳にします。
補助金は国や自治体が事業者を応援する仕組みですが、実際には“取りにくいお金”でもあります。ここに、行政書士としてお手伝いできる意味があります。
補助金申請のリアル
補助金申請の流れは、おおむね次のようになります。
1. 公募要領の確認(細かい条件や対象経費の把握)
2. 事業計画書の作成(売上見込み・資金繰りなどを数字で示す)
3. 添付資料の収集(登記事項証明書、確定申告書、決算書など)
4. 電子申請(システム上の入力・アップロード作業)
一見シンプルに見えますが、最大の難関は「事業計画を数字とロジックで示すこと」です。経営者が頭の中で思い描いている事業プランを、そのまま申請書に落とし込んでも採択にはつながりません。審査側が「この事業なら成功しそうだ」と納得できる形にする必要があります。
行政書士・FPである私に依頼するメリット
私は行政書士として法的な申請手続きを担うと同時に、FP(ファイナンシャル・プランナー)としてお金の流れや将来の数字を扱う専門家でもあります。
そのため、単なる「書類作成」だけでなく、
• 事業計画の数字の裏付け(売上・支出・資金繰り)
• 補助金採択後の資金管理や税金への影響
• 将来の投資や借入とのバランス
まで見据えた提案が可能です。つまり「今の補助金申請」にとどまらず、「未来のお金の流れ」を一緒に設計することができます。
専門家に任せることで生まれる時間
補助金申請を自力でやろうとすると、調べもの・数字の整理・文章作成で数十時間はかかります。経営者がその時間を使うべきは、本来「お客様へのサービス」「商品の改善」「新しい挑戦」のはずです。
申請を専門家に任せれば、経営者は自分の強みを活かす時間を確保できます。「やりたいことに集中できる環境」を作ることこそ、補助金以上の価値になるのではないでしょうか。
市役所の看板から離れ、独立したからこそ
私は長年、市役所という大きな看板のもとで仕事をしてきました。組織に守られた立場から一歩外に出て、行政書士・FPとして独立した今、より経営者のリアルに寄り添ったサポートができると感じています。
市役所の時代にはできなかった「柔軟な提案」や「経営者の挑戦に伴走する支援」を、独立した今だからこそ提供できます。これは私の強みであり、補助金申請の現場でも活かされる部分です。
おわりに ― まずはご相談ください
補助金は「難しい書類」ではなく、「未来への投資」です。もし今、申請を迷っている方、過去に挑戦して挫折した方がいらっしゃれば、一度ご相談ください。
▶相談はお問い合わせフォームから
▶お電話でもお気軽に(TEL:0995-22-5076)
あなたの挑戦を、行政書士・FPとして、現実的な形にするお手伝いをいたします。
2025年9月1日
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